上映会の思い出
映写機が光の束を放射する
暗い室内に、目の眩むような
天空の橋が架かる
進路上の微かな埃たちが
金粉のように身を躍らせる
幼い私は
スクリーンに映る映像よりも
その神秘的な光景に目を奪われた